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【歌詞解釈】ジャニーズWEST「初恋」

巷で話題(あいらーびゅそーで崩れ落ちた件)のジャニーズWESTの「初恋」がめっちゃいい曲。とても好き。切ない歌が好きなのかもしれません。歌詞を少し見ていきたいと思います。私がこんなものを書く前に、すばらしい記事を書いていらっしゃる方がいるんですけれども…!ちょっと書いてみますね…。

komekopan117.hatenablog.com

 

 

作詞:MiNE 作曲:川口進/MiNE

なんと名曲「シルエット」の作詞も川口進さんとMiNEさんのコンビです。その他にも作詞作曲の両方で、WESTにたくさん提供されています。まさか「シルエット」と世界観がつながっていたりは…?しないかな?

ずっと一緒にいようなんて

言葉は照れくさくて

あの日に交わしたキスのあと

甘酸っぱい恋に気づいた

個人的な意見ですが、初恋と聞くと幼い頃の恋を連想します。なぜ「ずっと一緒にいよう」という言葉が照れくさかったのか。意識せずとも一緒にいる幼馴染だったから、改めて真剣に意味を考えたら気恥ずかしくなったから、などかもしれません。キスしてから甘酸っぱい恋=初恋だと気づいた。

 

2人あれから笑い合い涙も流し

ずっとそうして乗り越えたその先が「今」

「あれから」とは、キスして初恋と気づいたあの日からだと思いました。楽しいことや悲しいことも経験して、「今」にたどり着いた。この時点では「今」がどういう状態なのかはわかりません。

 

僕らはきっと”愛してる”以上の言葉を(I love you so)

見つける為に生きてきたんだ(Never end)

手を取り合ってまた進んでゆこう(My life)

それがひとつの軌跡さ

僕らはずっと優しさの答え合わせをして(I love you so)

2人足跡を残してゆくよ

もう汚れた靴でもいいんじゃない?(My life)

隣では君が笑ってて、幸せ咲く

I love you so=すごく愛してる、Never end=終わらない、My life=私の人生、命

「”愛してる”以上の言葉」ってすごいな。深く愛し合っていてその先ということですよね。どれほどにかけがえのない唯一の存在なんだろう。「ずっと一緒にいよう」をちゃんと言葉にできたのかな。まるで結婚式の誓いの言葉のような。曲始めの「ずっと一緒にいよう」とキスした時は、誰も見ていない幼い2人きりの誓いだったのだと思います。サビでは大人になってみんなの前で正式に誓った=結婚した=「今」なのだと思いました。「汚れた靴」とは、たぶんかしこまって新しくしなくてもいいよ、いつもの君でいいよ、という意味かなと思いました。サムシングニューにかけているのかなと思ったのですが、ほかのサムシングフォーが出てこないので、たぶん違うかな?

 

何度もぶつかり合った後に

何度も好きになって

自然に居場所がここになって

かけがえない2人になってた

僕の溢れるこの気持ちを空に書いて

もっと大事なことを今、君に歌うよ 

ここから「今」のその後になります。空に書いた、という歌詞が気になったんです。空に書いて直接伝えていない理由とは?きっと、溢れるこの気持ち=愛してる、だと思います。その愛してるよりも伝えたい大事なことがある。

 

僕らはきっと”愛してる”以上の想いで(I love you so)

「これからもずっとこうしていよう」(Never end)

手を取り合って見つめ合いながら(My life)

ほら、また君が笑ってる、笑ってる

先ほどのAメロが単純に幸せな歌詞でないとしたら、ここの歌詞も意味深に聞こえます。「これからもずっとこうしていよう」は切実な願いで、叶わないと知っているから言っているように思えてきました。自身にも言い聞かせるように僕が言うことで君が笑ってくれる。もしかしたら笑いながら泣いているのかもしれない。

 

誰もわからない 未来はわからない

それでも受け止めてゆく 僕が連れてってあげるよ

歩こう(歩こう)歩こう(歩こう)

君を離さない

連れて行きたい先が気になります。君はためらってるけど僕は受け止めて連れてってあげる、なのかな。「君を離さない」ということが真意なんだと思います。歩こう=一緒に歩こう、前に進もう、という意味だと思うので、とにかく君のそばを離れないということでしょう。

 

僕らはきっと”愛してる”以上の言葉を

見つける為に生きていたんだ

旅立つ君と送り出す僕と

それが2人の答えさ

僕らはずっと優しさの答え合わせをして(I love you so)

支え合って生きてこれたんだ

君のいない街に慣れたら(My life)

空に書く、僕のこの想い届いてって

My Love...Oh Yeah... 

なんらかの理由で君がいなくなった。いなくなった理由によって、「それが2人の答えさ」の解釈が変わるように思います。破局しただけなら、2人の答えは「各々の意志で別々の道を歩むことにした」。君が亡くなったのなら、2人の答えは「別々の道を歩むことになった。後追いせず、僕は生きていくことにした」。これまでの歌詞を見るに2人は深く愛し合っていたので、単純な破局ではないように私は思います。