【歌詞解釈】嵐「Sugar」
歌詞の意味が気になったので、考えてみました。作詞されたHIKARIさんのTweetも参考にさせていただきました〜!
とりあえず言いたいのは(脈絡なく)、嵐の「Sugar」における「Put it down on me 」はエロい意味でしかないということです。ありがとうございました。
— HIKARI(石津隆光) (@HIKARI_142) March 11, 2019
酒を飲んでしまいましたものでつい。
作詞:HIKARI 作曲:iiiSAK/HIKARI
You've got me feeling now, baby
You've got me on my knees, baby
Put it down on me
君がいま僕を感じさせてるんだ。君の前にひざまずいてしまうよ(君にはかなわないから)。もっと愛させて。
素気 無い言葉と裏腹のKissに きっと深い意味はない
饒舌 な言い訳を嫌う君に抗 えぬ Only lonely love
つれない言葉をかけておいて、それとは反対に情熱的なキスを君はするけれど、きっと深読みしても意味はないんだろう。おしゃべりな言い訳(流暢な言い訳)を嫌う君には逆らえない孤独な愛(たくさん言い訳させてほしいんだけれど、君が嫌がるから言い訳なんてできない)。
もしかしたら君は気分屋なのかもしれません。そんな君に翻弄されている僕。
月明かり 君は素敵に
纏 って 悔しいくらい上手に笑う何もかも幻だよ、みたいに
嘯 いたその瞳が愛しいんだ
月明かりさえも味方にして、君を魅力的にさせてる。悔しくなるくらい取り繕うよう上手に笑ってみせる。何もかも幻だよ、とでも言いたげな瞳が愛しいんだ。
月明かりや幻という言葉からは、儚げな雰囲気が伝わってきます。
物憂げなUpturned eyes
蔑 みのCold eyes翻弄されればされるほど No way out
君の渦 飲まれてく Prisoner
There's nothing I can do
けだるげな上目遣いや、軽蔑したような冷たい目。そんな君に翻弄されればされるほど迷いこむ。君の渦に飲まれて囚われる。どうしようもないね(君はそれほど魅力的だから)。
だから その指で 唇でSugar 刹那の夢でいい さあ もう一度
壊れるほど抱きしめてMy love 言葉はいらない C'mon
だからその指で唇で君が欲しい。ほんの一瞬の夢でいいから甘やかして、もう一度。壊れるほど強く抱きしめて。言葉なんていらないから、こっちに来て。
Fall into your trap, fall into your trap 構いやしない
Nothing but a loser 戻れなくたって
甘い香りに誘われるまま 理性溶かしてくよ Sugar
君の罠にはまっているんだとしても構わない。君にはかなわないよ。ここから戻れなくたって構わない(ずっと君の罠にはまっていたい)。甘い香りに誘われるまま、僕の理性を甘ったるく溶かしてくよ。
形ある物などもう要らないって ちょっと寂しげなSigh
手に光る指輪を眺めては
弄 ぶOnly lonely, lonely, lonely love
形ある物なんてもう要らないってちょっと寂しげにため息をつく君。そう言いながら、君の手に光っている指輪(形ある物)を眺めては触っている。僕は孤独な愛を感じてる。
この指輪はいろいろな捉え方ができそうですね。
私の予想では、僕が指輪を渡したところ、君は「指輪(確かな関係性)なんて要らないのに…」と過去の経験をほのめかします。そう言いつつあげたばかりの指輪を弄んでいて、実はその指輪気に入ってくれてるでしょう?と僕自身も弄ばれてる気がしてくる。本当に僕の愛は伝わってるんだろうかとちょっと孤独を感じている。というような意味かなと思いました。
刺すようなPrivate eyes それさえもFeel so nice
まるで心まで見透かされるよう
いっそ強く焼き付けて Flashback
So gimme one more kiss
鋭く見破るような目 。それさえも素敵だ。まるで心まで見抜かれているよう。いっそその視線を、トラウマになるくらいに刻み付けたい。もう一度キスをちょうだい。
そうさ その吐息で 眼差しでSugar
目眩 くような時をもう一度身体中駆け巡る My love 衝動が止まらない C'mon
そうさその吐息で眼差しで君が欲しい。めまいがするほど甘い時間をもう一度。思いが身体中駆け巡るよ。君が欲しいという衝動が止まらない。こっちに来て。
I'm a fool for your lies, I'm a fool for your lies 今はまだ
Don't stop my feeling 終わりにしないで
成す術もない哀れな僕を
嘲笑 ってくれよ Sugar
君の嘘に騙されたままでいたいんだ、今はまだ。 僕の気持ちを終わりにしないで。どうしようもなくて情けない僕をからかってくれよ。
明日のことなんて Forget now
そう 分かってるのは もうすぐ今日が 終わるってことだけさ
「いつかは2人も 星屑になるの」
そんな駆け引きは 月と太陽に預けて ただ僕を見つめて
明日のことなんて今は忘れて。そう分かってるのはもうすぐ今日が終わるってことだけさ(未来なんて分からない)。君は「いつかは2人も星屑になるの(そのくらい儚い)」なんて言ってみせる。そんな儚さに翻弄されようだなんて考えは、時の流れに任せて(忘れて)、ただ僕を見つめていて。
だから その指で 唇でSugar 刹那の夢でいい さあ もう一度
壊れるほど抱きしめて My love 言葉は要らない C'mon
Fall into your trap, fall into your trap 構いやしない
Nothing but a loser 戻れなくたって
甘い香りに誘われるまま 理性溶かしてくよ Sugar
意訳になった部分もありますが、「冷たくされてもたとえ罠にはめられたとしても、君が好き。かなわないよ。掴みどころがなくて儚げで、指輪で君を縛っておくこともできやしない。僕の愛って君に伝わってるんだろうか。僕からの一方通行のような気がして、なんだか孤独を感じてしまう。だから僕を甘やかしてよ。君からの愛が欲しいんだ」という歌詞であるように思いました。「Sugar」とは、「君」や「君からの甘やかな愛」の言い換えであると思います。