【歌詞解釈】Hey! Say! JUMP「ファンファーレ!」
この曲が気になって、「セミオトコ」を全話視聴しました。優しい世界観で、誰も傷つけられないところがよかったです。最近の癒しを見終わってしまった…。ドラマもふまえて歌詞を見ていきたいと思います。
作詞:辻村有記 作曲:辻村有記/伊藤賢
The beginning of Summer
「考えるより動き出せ」 もうそんな気にさせるくらい
なんて素晴らしい世界なんだ あれもこれもキミも
夏(世界)が始まる。 「考えるより動き出せ」。そんな知らなかった気にさせるくらい、なんて素晴らしい世界なんだ。あれもこれもそしてキミも素晴らしい(こんな美しいものは初めて見た、こんな世界は初めてだ)。
照りつける陽射しに汗ばむ心 期待と不安が滲んで夏に溶ける
忘れられない時間を刻むように 僕らの世界が動き始める Yeah
照りつける夏の陽射しに、汗ばむのは心のほうだった。期待と不安の境界線が滲んで、夏というこの特別な季節に溶けていく(入り混じってる)。まるで忘れられない時間を刻むかのように、僕らの世界が動き始める(忘れられない夏が始まる)。
このまま Flash Flash 僕ら輝いて 夏の合図にトキメク心踊る
With you 夕焼けに染まった キミの姿に恋だと気付いた
このまま一瞬だけ光って、僕らは輝いて、夏の始まりを告げる合図にトキメク心踊る(夏を待っていた)。キミと一緒に夕焼け色に染まった。キミの姿を見てそれが恋だと気付いた。
ここは3話のシーンですかね。
「Flash=点滅」と考えました。公式サイトも見たのですが、人生とは儚いけれど輝く瞬間を過ごす、という意味合いかなと深読みしました。
The beginning of Summer
もう誰にも止められやしない
夏(恋)が始まる。もう誰にも止められやしない。
どこまでも続いて行く 未来はどっちを向いてる?
キミとなら分かるような そんな気がしたんだ
どこまでも果てしなく続いて行く。未来は一体どっちを向いている?それでもキミとなら進んでいく未来が分かるような、そんな気がしたんだ(キミとなら迷わずに未来へ進んで行けると思った)。
一日の始まりと終わりの合図 抱き締めたらふわりと甘い香り
とろけるような気持ちの言い訳
暑さの所為にして受け止めたんだ Yeah
いつもキミと一緒にしてる一日の始まりと終わりの合図があるよね。キミを抱き締めたらふわりと甘い香りがした。夢中でとろけるような気持ちの言い訳を、暑さの所為だと受け止めたんだ(この気持ちを、夏の暑さでとろけたんだ、だから夢中になってしまうんだと受け止めた)。
心がFlash Flash 僕ら羽ばたいて まだ誰も知らない世界を照らす
With you 忘れたくないんだ 想いの全てキミに伝えよう
心が一瞬だけ輝いて、僕らは羽ばたいて(進んで行って)まだ誰も知らない世界(未来)を照らし出す(まだ知らない未来を輝かせる)。キミと一緒に(いる未来がいい)。この想いを忘れたくないんだ。全てキミに伝えよう。
The beginning of Summer
もう誰にも止められやしない
夏(愛)が始まる。もう誰にも止められやしない。
きっかけの言葉を きっと今も覚えていて
ずっと大切なまんまで 変わらず
あのきっかけの言葉を、きっと今も覚えているよね 。ずっと変わらず大切なまんまで(キミにとっても大切な思い出であってほしい)。
愛された温もり 恋い焦がれた日々も
ずっと大切なまんまで It's a treasure
キミに愛された温もり、キミを一途に恋い焦がれた日々も、ずっと大切なまんまで宝物だ(僕にとっては大切な思い出だったよ)。
太陽に Good morning お月様に Good night
また明日って言える この世界で
太陽におはよう、お月様におやすみって大切に一日をすごす。また明日(一緒にいよう)ってキミに言えるこの世界でずっとすごしたい。
奏でるリズム 体揺らして 今を生きてる 僕らの意味を
胸に刻んで 声に出すんだ
枯れるくらい
心から奏でるリズムに合わせて体を揺らして、今を生きてる僕らの意味を胸に刻んで、この思いを声に出すんだ(生きることはすばらしいって)。声が枯れるくらいに歌うんだ。
あの日のFlash back 僕らは泣いていた 夏の星座にこぼれ落ちる流星
Bring back キミに出会ったんだ 始まりの合図
忘れられないよ
あの日のことが突然よみがえってくる。悲しくて僕らは泣いていた。夏の星座にこぼれ落ちる流星みたいに、頬を涙が伝った。でもね思い出してほしい。キミに出会った始まりの合図を、忘れられないよ。
このまま Flash Flash 僕ら輝いて 夏の合図にトキメク心踊る
With you 夕焼けに染まった キミの姿に恋だと気付いた
The beginning of Summer
もう誰にも止められやしない
「ファンファーレ」とは、「一夏を謳歌すること」だと思いました。セミは一生涯を枯れるくらい声を出して生きるけれど、人間からするとあまりにも短い。人間からすると短く華やかな曲、ファンファーレととらえられるかもしれません。また、歌詞にある「Summer」はいろいろな言い換えのように解釈しました。
盛夏というより晩夏のような曲調、歌詞が過去形になっていたりと、 どこか儚さがある曲だなと感じます。おしゃれでとても好きです。おしゃれと言えば「クランメリア」も気になります。